重要無形文化財本場結城紬反物 紬屋吉平扱
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重要無形文化財本場結城紬反物
紬屋吉平扱

久しぶりに、紬屋吉平製の本場結城紬の反物が入荷いたしました。
仕方がない事ですが、年数を経るごとに段々と反物の状態での入荷は少なくなってまいりました。
お着物にお仕立された物はまだ出合う事もあり嬉しく思いますが、いつも思う事は、なぜか同じ時代に作られた他の本場結城紬と色や柄などが一味違う、魅力ある物が多いという事です。
こちらの反物も、一言で言えば薄茶色の無地っぽい結城紬ですが緯糸は利休茶の糸、経糸は白汚しのグレーがかった薄いベージュの糸を使って織られています。
細い真綿の2色の糸が織り交ざって、複雑な味わいのある色を醸し出しています。 浦澤さんのこだわりの色出しだったのでしょう。 広田紬製の別機の物の様です。
この2色使いの良質な結城紬は、結城紬ファンのリクエストで近年でも織られている様です。
本湯通しをして、同系色の八掛を合わせてお仕立されると、本当に素敵なお着物にできあがる事が想像できます。
「帯」のページでご紹介させていただいた、型絵染や更紗の帯などと合わせていただいても、また洛風林製の帯と合わせていただいても大変お洒落な着こなしをお楽しみいただけると思われます。
無地系の結城紬を1枚お探しの方には大変おすすめの逸品です。
お仕立等のご相談も当店で承ります。

商品番号 k0413
重要無形文化財本場結城紬反物 紬屋吉平扱
販売価格 有難うございました

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