「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作
大きい写真を見る

商品番号 m0208
「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地
日本工芸会正会員 新垣幸子作

販売価格 有難うございました

 

「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地
日本工芸会正会員 新垣幸子作

福木で染められた黄色・淡黄色がまず目に鮮やかに飛び込んできて、ステッチのように可愛く並んで織り出された花織がまた素敵で、どうして新垣さんの作品はこんなにも品格があってお洒落なのでしょうと改めて感心させられるような素晴らしい夏の名古屋帯です。
花織は同色の黄色、白、そして楊梅(やまもも)で染められた明るくやさしい茶色・煎茶色の3色で繰り返されています。
夏の上布類のお着物と素直に合って、着こなしを素晴らしく引き立ててくれる事を約束してくれているようです。
伝統的な織物を長年研究、復元され、さらにそれを後継に伝えていく責任あるお仕事を続けていらっしゃる新垣幸子さんですが、おおらかな優しさあふれる作品にはそんな厳しさは感じられず、ただただ素敵です。
作品集「新垣幸子の仕事」には、用の美に徹するこだわりをもって創作されているという事が書かれています。『ふるさとの野山を経にはてしなき海原を緯に悠久の時を織り続け・・・』という素敵な文章にも自然の美しさを織物の形として表現されている事がはっきりとうかがえて感動いたします。
手にとって光にかざしますと、透き通る八重山上布の黄色の布の向こう側をまるで沖縄の風が通り抜けるような清々しい夏の逸品です。
淡黄色(たんこういろ)は「#f8e58c WEB色見本 和色大辞典」を、
煎茶色は「#8c6450 WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。

line
「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作   「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作   「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作

「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作   「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作   「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作

「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作   「板花織」八重山上布九寸名古屋帯地 日本工芸会正会員 新垣幸子作