【商品説明】
現在岩手県でかわいい猫ちゃんたちに囲まれて創作活動をされている谷田部郁子さん。
染織を学ばれた後、独自の作風で作品を創作・発表され、国画会でも受賞を重ねていらっしゃいます。
そのお人柄が作品に表れているような、優しくたおやかな着物や帯は心に温かく響きます。
パステルで織り出された吉野格子や括りの絣の色のコントラストの美しさには目を引かれます。
是非身に着けてみたいと思うお洒落さのある個性はすべて魅力的で虜になってしまいます。
応援されているファンの方も沢山いらっしゃいます。
「美しいキモノ」2016秋号でもご紹介していただきました。
モデルの松島花さんが帯を変えた3種類のコーディネートを披露してくださいました。
本ではこのお着物の質感や光沢をお伝えするのにも限界がありますので、ホームページでは作品の詳しいお写真をご紹介させていただきます。
白橡色の濃淡の地織に紺鼠色や青白橡色で経緯に格子模様が織り込まれているのですが、その縞にも微妙に濃淡のあるたくさんの色が使われていて、複雑な色の変化が素敵です。
そこにさらにロートン織がランダムに配置されて織り込まれ、全体に水玉が散らされたような光沢が見られます。
暈しの経の色の変化と縞の濃淡、ロートンのアクセントがすべてバランス良くまとめられて、新鮮な驚きを感じられる素敵なお着物として完成しています。
谷田部さんには東京では何度かお会いさせていただきましたが、いつも素敵な優しい笑顔でご挨拶してくださいます。
こんな力強い作品をおつくりになる方のようには見えないのですが、そのギャップもまた素敵ですね。
今年の秋に岩手の工房にお伺いする予定だったのですが、この秋集中的にやってくる台風と天候の激しい変化によって東北も被害が出ている事もあり諦めざるを得ませんでした。
年内にはお伺いできたらと思っています。おまけと言っては失礼ですが、可愛い猫ちゃんたちにも会える事もとても楽しみです。
また皆様にも取材レポートをご報告できればと思っています。
白橡色(しろつるばみいろ)は「#cbb994 WEB色見本」を、
紺鼠色は「#44617b WEB色見本」を、
青白橡色(あおしろつるばみいろ)は「#76806b WEB色見本」をご参照下さい。 |