「森へ行こう」シリーズ 8枚綾ずらし絣九寸名古屋帯地
国画会会員 山本和子作

商品番号 m0503
販売価格 430,000円+税

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

商品説明
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【商品説明】
「国展」その他の展覧会に出品されるタペストリーにもこの図案をよく取り入れられている、山本先生の「森へ行こう」シリーズの中でも代表作的な作品のひとつといえます。
木々の緑や陽光の黄が交差するような情景を彷彿とする清々しい模様は経緯とも総絣で織り出され、ずらした絣の足の美しさが存分に味わえるものとなっています。
色の境目の白の存在が力強く、輪郭が甘くなりがちなずらし絣をきりりとした印象にしているように見えます。
5月の連休に六本木の国立新美術館で開催される「国展」を楽しみにお出かけされるお着物ファンの方も多いようです。
私も毎年楽しみに拝見するのですが、織りのもの染めのものも高い天井から下げて展示されているタペストリーが多く、作品力の凄さに圧倒されます。
その中でよく耳にする「これが帯だったら嬉しいのにね」という言葉が印象的です。
素晴らしい作品を目にすると、お着物ファンはそれを身につけたい、身につけたらどんなに素敵かと思われるのでしょう。
ただそれはそう簡単な事ではなく、それぞれに色々なご苦労がおありだと聞きます。
山本先生はそういったリクエストにこたえて、2000年頃から帯に取り組まれているそうですが、
「帯は、タペストリーのような大きな布をただ縮尺すれば良いわけではなく、着物があっての帯だし、お太鼓や前柄に出る部分を考えたり、柄によっては両端の無地の量を替えたりなかなか難しいものです」
と仰っていました。
鉄色は「#064739 color-sample.com」を、
支子色(くちなしいろ)は「#FAD26A color-sample.com」をご参照下さい。


【山本和子】 染織作家。国画会会員。昭和17年、歯科医の父と俳人の母との間に生まれる。
昭和41年、東京の女子美術大学工芸科卒業。
この年国画会初出品したのを皮切りに、地元兵庫県姫路市にて創作活動を開始。
以後、さまざまな展覧会に出品。平成23年には、兵庫県文化功労者を受章。
現在は兵庫県工芸美術作家協会相談役も務める。

50年以上、創作を続ける山本和子さんが初めて手仕事の美に感銘を受けたのは、当時通っていた高校の美術教師で、国画会所属の画家・尾田龍さんとの出会いでした。
その後、女子美術大学で染織の道を選び染織家・柳悦孝氏に、薫陶を受けました。
山本さんは長年「森へ行こう」というタイトルで作品を作り続けています。
「若き日に教えを受けた(柳)悦孝先生に『私達は、大地が生み出す有限の資源の中で暮らし、染め織りという仕事ができます。ですから水一滴も無駄にしないでください』と教えられました。」