「森へ行こう」シリーズ
「深山、あけぼのつつじ」矢車地8枚綾九寸名古屋帯地
国画会会員 山本和子作

商品番号 m0508
販売価格 360,000円+税

※こちらはお仕立の加工代金を含めた販売価格となっております。
 (特殊なお仕立・加工をご希望の方はお問い合せください。)

商品説明
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【商品説明】
光沢のある澄んだ墨色のグレー・銀鼠色の地に、緯にとても細かい菱の綾織の縞が並び、それを縁取る紅色がとてもチャーミングに存在をアピールしている可愛らしい名古屋帯です。
この紅色はアケボノツツジをイメージされたもののようで、深山に咲く美しいツツジが思い浮かべられて心が和みます。
地織のグレーと綾に織られた部分のグレーがニュアンスのある濃淡となって綺麗な光沢を放っています。
茶色味のあるグレーに染まった生地の風合いがなんとも言えない質感です。
平織りの部分はまるで上等な紳士服の生地を見ているようなマニッシュできちんとした印象で、そこに可愛い紅色が華やぎを、綾の菱が奥行きをもたらして洗練された女性らしい帯として完成されているように感じます。
白い紬のお着物に載せてみたいと思いました。
ツツジの咲く頃から単衣の時期までお使いいただけます。

「アケボノツツジ」
淡いピンク色が夜明けの「曙」の色に似ている事からその名がついたといわれ、標高1000m超の高山に自生するツツジです。
近畿地方以西、四国、九州に分布します。桜の花のようにこのお花を見に出かけられる登山者も多いそうです。
紅色(くれないいろ)は「#BD425A color-sample.com」を、
銀鼠色は「#969998 color-sample.com」を、
灰色は「#646766 color-sample.com」をご参照下さい。


【山本和子】 染織作家。国画会会員。昭和17年、歯科医の父と俳人の母との間に生まれる。
昭和41年、東京の女子美術大学工芸科卒業。
この年国画会初出品したのを皮切りに、地元兵庫県姫路市にて創作活動を開始。
以後、さまざまな展覧会に出品。平成23年には、兵庫県文化功労者を受章。
現在は兵庫県工芸美術作家協会相談役も務める。

50年以上、創作を続ける山本和子さんが初めて手仕事の美に感銘を受けたのは、当時通っていた高校の美術教師で、国画会所属の画家・尾田龍さんとの出会いでした。
その後、女子美術大学で染織の道を選び染織家・柳悦孝氏に、薫陶を受けました。
山本さんは長年「森へ行こう」というタイトルで作品を作り続けています。
「若き日に教えを受けた(柳)悦孝先生に『私達は、大地が生み出す有限の資源の中で暮らし、染め織りという仕事ができます。ですから水一滴も無駄にしないでください』と教えられました。」