【商品説明】
光沢とグラデーションの美しさに目を奪われてしまうような日本工芸会正会員・平山八重子さんの素晴らしい作品です。
新店舗のオープニングに日本工芸会や国画会の方々の作品が色々と入荷しておりますが、中でも出会えて特別嬉しかったもののひとつです。
平成27年の日本伝統工芸展に出品されていた「波の穂」の作品の前で長い時間見入ってしまった事を覚えています。
藍と白のグラデーションと吉野織の交差する美しさに魅了されてしまいました。
こちらはやはり昨年の日本伝統工芸染織展に入選された作品です。
淡い藍色と白のコントラストの美しさがぱっと目に入りますが、よく見ると経糸だけでも白をベースに洗柿色のピンク、女郎花色の黄色、淡い黄緑色や浅葱色など、たくさんの糸が使われていてうっとりとします。
ご自身のお家の周りに咲く草木を使って糸を染められるそうですが、その多彩さと可憐さが充分に伝わってきます。
吉野で織り出された緯糸の藍色の濃淡の美しさは心を奪われてしまうほどに魅力的で、いつまで見ていても飽きる事がありません。
絶対に身に着けてみたいと思えてなりませんが、手に取るとその事が憚られるような気品と煌めくような光沢があり、この作品に出会えただけで嬉しくなってしまいます。
是非実物をご覧いただきたい、素敵で洗練されたおすすめの逸品です。
経糸に使われている色は生成り色「#fbfaf5 color-sample.com」、
洗柿色(あらいがきいろ)「#f2c9ac color-sample.com」、
女郎花色「#f2f2b0 color-sample.com」、
緯糸に使われている色は水浅葱色「#80aba9 color-sample.com」、
熨斗目花色(のしめはないろ)「#426579 color-sample.com」をご参照下さい。
【平山八重子】
1948年 東京都生まれ
1972年 人間国宝・宗廣力三氏に師事
1975年 創作活動を始める
1976年 第23回日本伝統工芸展 初出品「水紋」が入選
1977年 日本伝統工芸染織展「せせらぎ」出品受賞
1988年 「木立ち」出品 日本伝統工芸正会員に認定
その後も日本伝統工芸展への出品、各賞を受賞され創作活動を続けられています。
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