【商品説明】
紙布は大きな新聞紙くらいの紙を、2〜5mmくらいの幅に細かく裂いてこよりにして紙の糸を作り、それを織って布にしたものです。
今回のイベントでは、初日に梶山さんがご来場くださいます。
紙布作りの作成途中のものなどをお持ちいただき、色々なお話を伺う予定になっていますので、ご興味がおありの方は是非ご参加ください。
実際の工程を拝見しますと、工芸品はなんでもそうですが、すべて人の手による作業の積み重ねで本当に大変なものなのだと実感します。
こちらは緯糸が紙で経糸が絹の、紙布の名古屋帯の作品です。
どうして「南の島から」というタイトルなんですか?と伺いましたら、「南の島に思いをはせながら沖縄の月桃の実で染めたからなの」との事でした。
淡く澄んだ綺麗なピンクがたまらないくらい素敵な色で、浮織の部分の光沢がさざ波のようにキラキラしてとてもゴージャスです。
どこか気品に満ちた素晴らしい佇まいで、帯にして身に着けますとどれほど美しく輝くのでしょうと想像してしまいます。
他の作品もお持ちくださるそうですので、この機会に是非お立ち寄りいただき、紙布の魅力に触れてみてください。
【梶山和世】
女子美術大学工芸科卒
グループいと展・紙のなかま展・薫風会展・茨城工芸会展 等参加
現在国画会会員、茨城工芸会会員
珊瑚色「#f5d4c4 color-sample.com」
をご参照下さい。
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