【商品詳細】
浦野理一氏は日本の伝統的な染織品の研究を長年続けられ、それらを復元する際にも、お洒落なものを求められる方のお気持ちに応えるべく、個性的で他に例を見ないタイプの作品を作られました。
それは40年以上前のミセスなどの雑誌の巻頭を飾り、またその当時人気の女優さんたちが映画の中でも身に付けられた事からもとても多くのお着物ファンを魅了しましたが、それが現代にも連綿と伝えられている事、また現在でもそのセンスを支持する方が多い事には驚かされます。
それはたとえばこちらの作品をとっても、お仕立てをして今現在お召しになったとしてもまったく古さを感じないといったところでしょうか。
マットに感じられる質感にぴったりと合った象牙色の生成りの地色がとても魅力的で、そこに黒鳶色と葡萄色のランダムな格子が濃く薄く並んで、素敵なハーモニーのような模様を表しています。
経節ならではの糸の味わいも充分に味わっていただける風合いで、そのざっくりとした風合いとは対照的な、きっぱりとした清々しいようなメリハリのある格子が目にも心地よく感じられます。
お仕立てをしてお召しになる時には白い衿が気持ちよく合いそうです。
型絵染の名古屋帯などがよく合いそうですし、もちろん同じ浦野さんの経節紬の無地の名古屋帯や、季節のテーマをモチーフにした染めの名古屋帯など色々とお合わせいただけそうです。
伝統的な格子の模様がとてもモダンにデザインされた、軽快なお洒落さのあるおすすめの逸品です。
地の色は象牙色「#f8f4e6 color-sample.com」、
格子の色は黒鳶「#432f2f color-sample.com」、
葡萄色(えびいろ)「#640125 color-sample.com」
をご参照下さい。 |