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木の葉の模様藍型染麻名古屋帯
松原染色工房製

こちらは「ブルーアンドホワイト」という言葉がぴったり合うような、清々しさのある藍の型絵染の麻の名古屋帯です。
とは言っても、よく見ると木の葉の色はそれぞれ少しずつ違って味わいがあり、お太鼓部分の下の方は少し緑味のある鉄色で染められ、素敵なアクセントとなっています。
極端に変えるのではなく、少しだけ違うというのがとてもお洒落に思えます。
踏みしめるとザクザクと音が聞こえそうな、木の葉が敷き詰められたような図案が楽しく感じられます。
松原染色工房さんの本藍染めならではの色合いで、また裏側が藍で染まっている事で白地の部分に少し透けて、白汚し的な透明感の感じられる色になっているのがさらに素敵です。
木の葉の大きさも程良くとても可愛くて、ひょっとしたらどこかに木の実があるのではないかしらと手で掻き分けてみたくなります。
帯留を実のものにされても楽しいかもしれませんね。
とても細い麻の糸で織られた素材ですが、盛夏の少し前からでもお使いいただけそうな質感です。
初夏の装いをお洒落に演出してくれる、おすすめの一点です。
藍色は「#091833　WEB色見本　原色大辞典」を、
鉄色は「#00190c　WEB色見本　原色大辞典」をご参照下さい。