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小鳥の図友禅名古屋帯

フォーマルのお席が多くなる春に向けて、年明けから少し重厚な昭和の巨匠作品のご紹介が続きましたが、これから春先にかけて軽やかな街へのお出かけにお手持ちのものにプラスワンで着こなしが広がり、また一段とお着物ライフを楽しく思っていただけるようなアイテムもご紹介させていただきたいと思います。
こちらは少し甘いピンク系のベージュ・ 灰梅色の地で、お太鼓に可愛い小鳥が3羽並んだ図柄の塩瀬の名古屋帯です。
並んだ鳥の背景の模様が青海波のような形で、孔雀の羽根の柄にも見えたり、少し古代エジプトの壁画のようにも見えたりとユニークな図案です。
小格子や絣模様などの紬類や草花の柄の小紋などと合わされるのに鳥の柄は合わせやすい事もあり人気が高いです。
特にこういった胡桃染色や水浅葱色など使われて、多色でありながら抑えたトーンのものは色々なお着物との相性も良いかと思います。
季節やお出かけのシーンに合わせて小物の色を変えてお楽しみください。
灰梅色は「#e8d3c7　WEB色見本　和色大辞典」を、
胡桃染色は「#a58f86　WEB色見本　和色大辞典」を、
水浅葱色は「#80aba9　WEB色見本　和色大辞典」をご参照下さい。