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緑味のある濃いグレー・千歳茶色の透かし織の生地に、ススキやオミナエシ、朝顔のつぼみ、茄子などを掲げて行列する虫の姿を細やかな織りで表した、少しユニークなデザインの夏の九寸名古屋帯です。
虫の大名行列の図案は、古くから工芸品やお着物の模様に取り入れられていますので、そういった流れなのかもしれませんが、草の幹や虫の足など非常に細かなところまで丁寧に織りで表されていることに驚きを感じます。
盛夏にもお使いいただきやすい非常に軽くさらりとした生地で、モチーフ的には初秋までお使いいただけますので、意外と活用がきいて出番が多いかもしれません。
深い千歳茶色の地色がとてもお洒落で、虫たちは少し渋めの金糸で描かれていて、手機ならではの高級感ととともに素敵な雰囲気になっています。
お着物は柔らかい素材から、紬系、麻系と幅広くお合わせいただけると思いますので、楽しくコーディネートして個性的な装いをお楽しみいただきたいおすすめの一点です。
未着用品。
地の色は千歳茶「#32332d color-sample.com」、
草花の色は紅檜皮（べにひはだ）「#7b4741 color-sample.com」、
女郎花「#f2f2b0 color-sample.com」、
鳩羽色「#95859c color-sample.com」、
緑青色「#47885e color-sample.com」
をご参照下さい。
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