重要無形文化財久留米絣着尺 二代目森山虎雄作
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重要無形文化財久留米絣着尺
二代目森山虎雄作

江戸時代後期から広く庶民層に行き渡り、木綿の栽培と藍染の普及で栄えはじめた木綿の絣は、山陰、四国、岡山、九州と各地で盛んに織り始められました。
その中でも久留米絣は、産地の方々の努力により広く一般に受け入れられ、愛されてきました。
近年では機械化によって生産反数も増えましたが、昔から伝えられる手括り、藍染、手織の工程で作られるものだけが重要無形文化財の指定を受けられる久留米絣になります。
森山虎雄さんはそういった伝統を守りながら、現代の人々にも愛される、手仕事の温もりがあるやさしい木綿の絣を作り続けられています。 父・初代森山虎雄さんに師事し、藍染と絣の技法を学び、長年家業に従事されてきました。
こちらの反物は風合いの良いやわらかい木綿で、花絣が白と浅葱色2色で織り出された、非常に無駄のない古典の絣らしさとモダンさとを兼ね備えた美しい作品です。
単衣にお仕立されて、染の帯などと合わせてさらりとお召しいただきますと大変お洒落で、その時にこの花絣が息を吹き込まれた様にぱっと花開いてさぞ素敵だろうと想像してしまいます。
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こちらの商品は未仕立となっております。
お仕立は当店でもご相談を承ります。

商品番号 r0367
重要無形文化財久留米絣着尺 二代目森山虎雄作
販売価格 250,000円+税

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