「西園雅集錦」丸帯地 初代龍村平蔵製
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「西園雅集錦」丸帯地 初代龍村平蔵製

龍村平蔵氏は、大正時代にそれまでにない卓越した意匠と品質で非常に高い評価を得、帯を芸術品の世界にまで引き上げ、それは現代でも「龍村平蔵製」というひとつのブランドとして多くのファンを魅了しています。
その芸術性という意味においても十分に高く、大作と言える素晴らしい作品「西園雅集錦」のご紹介です。
おそらく明治か大正期の作と思われますが、今現在目にしても驚くほど文様が活々とし、フレッシュさと「織物」と呼ぶには留まらない様な鮮烈なインパクトがあります。
極細の金箔糸とベースに深い緑の糸を使って、古い時代の中国の庭園の風景をふくれ織の技法も用いて、立体的な文様として織り出されたものです。
広々とした庭園に美しい水が流れ、木々が繁り、卓を囲んで賢者が楽しくお話をしていたり、子供を連れた人物たちが木々に咲く花を愛で歌を詠んでいたり、胡弓を弾いている人物がいたりと、次々と見ていくとそれぞれに楽しい物語のある絵の様です。
特に縦にして見ますと凹凸感がよりはっきりと現れ、その芸術作品とも言える織物に時間を忘れて見とれてしまいます。
龍村平蔵ファンの方には是非一度ご覧いただきたい、希少性の高い逸品です。
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商品番号 r0850
「西園雅集錦」丸帯地 初代龍村平蔵製
販売価格 有難うございました

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