「芭蕉丸紋に貝」琉球紅型名古屋帯 日本工芸会正会員 城間栄順作
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「芭蕉丸紋に貝」琉球紅型名古屋帯
日本工芸会正会員 城間栄順作

歴史と伝統のある琉球紅型は、琉球王朝の時代から高貴な婦人の礼装用として用いられ、それを染めていた紅型三宗家のひとつである城間家を現代継がれている、城間栄順氏作の名古屋帯です。
現在15代となられるそうですが、沖縄の染織品は長い歴史の中で中国をはじめとするアジアとの交流から影響を受け、そして独特の気候風土の中で育まれ、他に類を見ない様々な素晴らしいものがたくさん見られます。紅型もその一つです。
こちらは少ししぼのあるしっかりとした青鈍色の縮緬地に、藍と茜色が冴えた少し力強さのある作品です。
幾何学模様でありながら芭蕉の葉がボールの様な丸紋で描かれ、立体感と躍動感が感じられますが、その丸紋を挟んで小さな貝が散りばめられているのが、海にいる事がお好きとおっしゃる栄順氏らしく、一味違うチャーミングな印象となっていて楽しく見る事ができます。
色々なお着物と馴染みの良い青鈍色地が嬉しく、シックな中に華やいだ、とても取り入れていただきやすくて活用のきく、大変おすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)3m79cm×(太鼓巾)31.2cm×(前巾)15.6cm。

商品番号 r0897
「芭蕉丸紋に貝」 琉球紅型名古屋帯
日本工芸会正会員 城間栄順作
販売価格 有難うございました

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