重要無形文化財本場結城紬 「たてわく」辻が花染訪問着 日本工芸会正会員 小倉淳史作
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商品番号 r1133
重要無形文化財本場結城紬
「たてわく」辻が花染訪問着
日本工芸会正会員 小倉淳史作

販売価格 有難うございました

身丈 161(+15) cm
裄丈 67(+3) cm
袖丈 49 cm
 

重要無形文化財本場結城紬 「たてわく」辻が花染訪問着
日本工芸会正会員 小倉淳史作

小倉淳史氏は、染織工芸の世界では長い歴史を持ち、その技術を伝え続けていらっしゃる小倉家の当代であり、歴史的染織品の復元や研究にも尽力され、またその素晴らしい作品はいつも高い評価を受け、数多くの賞も受賞されています。
私自身も大ファンのひとりですが、今回の『深まる秋のよそほひ 逸品展』に小倉氏作品を2点、それも少し対照的とも言えるお着物をご紹介できて嬉しく思います。
こちらはもう1点の訪問着とはがらっと表情の違う、正統派とも言える辻が花染めの存在感のある素晴らしいお着物です。
ずっと以前に、特選の展覧会に出された白山紬地の訪問着を扱った事がありますが、こちらはなんと重要無形文化財の本場結城紬に染められた作品です。
最初に手に取った時、当たり前の事なのですがあまりの軽さに畳紙の中に入っていないのかと思って驚いたくらいです。
全体に少し力強いイメージの「たてわく」が染められ、それに水玉と藤の花が重なって絞り染めされ、その柄をベースにして所々に八重の梅の花が散らされ、ポイントになる部分には墨と彩色が施されています。
少し甘さのある利休白茶色が全体を冷たいモノトーンにせず、結城紬の質感と共に温かみのある素敵なお着物としてくれています。
実際に着る着ないとか、ご自身のものになさるかどうかという事もありますが、これほどまでの作品に出合う事がまずこれから先にあるかという事の方が重要なくらいの大作と思われます。 でもその事とはあまり関係なく、上質で気品のあるこのお着物は、どなたかにお気に召していただける事を静かに待っている様でもあります。
絶対に一度は袖を通してみたいと思ってしまいます。
あまり格高なイメージの帯ではなく、お洒落着的な要素のある紬地の帯、たとえば今回別でご紹介させていただいています、たつむら製の「コラム」の袋帯ですとか、ご案内状に掲載させていただいた「海老殻間道」の袋帯などを合わせて着てみたいです。
そういう事を想像するだけでもわくわくして楽しくなります。
是非この機会に一度ご覧くださいませ。
未着用品。
利休白茶色は「#b2b2a0 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。

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