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【商品説明】
5月29日（日）から『雪国から届いた「越後の織物展」』を開催する予定となっていますが、同時開催の『爽やかな夏の装い展』では、沖縄の染織品や当店オリジナルの夏の帯などもたくさん取り揃え、準備をすすめております。
展示販売させていただく商品につきましては、イベント開催前にご覧いただけるものもございます。
お気軽にお立ち寄り、またはお問い合わせくださいませ。
春先に、この夏に向けて何点かおび弘さんにお願いして夏帯を作っていただきました。
こちらのオリジナルは大正時代のアンティークの刺繍の丸帯でしたが、状態や長さなど問題があり、それでも水辺に遊ぶ鷺の姿があまりにも華麗で涼やかでしたので、なんとか形にしたくて復元をしてみました。
生地はおび弘さんオリジナルの撚りの強い糸で櫛すき織に織られたもので、まるで水衣のようで生地だけでもとても素敵です。
陰影を持たせるため、緑味のある藍・高麗納戸色で暈し染めにして、白い鷺の姿が映える背景にしました。
この色合いでしたら夏の白や淡色のお着物でも、濃い藍色系の夏のお着物でもお合わせいただけますし、素材的には単衣の時期からもお使いいただける生地となっています。
シックな色使いですが、暈し染めの素敵な雰囲気は着物の世界ならではの楽しみと華やかさを感じられます。
風情とどこか物語性を感じられる、個性的な夏のおすすめの一点です。
高麗納戸色は「#1b3033 WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。 |
