【商品説明】
今年も樋口隆司さんの作品をご紹介する時期になりました。
例年ご好評をいただいております、単衣から盛夏を挟んでお召しいただける「湯揉み絹縮」の新作も届いております。
盛夏にお召しいただける麻の小千谷縮も色々と揃っております。
ホームページではその一部を順番にご紹介していきたいと思います。
小千谷市は苧麻を使用した麻織物から真綿紬の絹織物まで、千年以上の伝統を誇る織物の産地です。
「ちぢみ布」と言えば小千谷のことをさしているくらい知名度も高く、長い歴史の中で一般にも愛され続けています。
そして昭和30年には国の重要無形文化財に指定されています。
「瀬音」小千谷縮麻着尺
信濃川をはじめ、たくさんの河が流れる新潟県。
今冬は記録的な積雪のニュースを何度も目にしました。
3月に入ってからは暖かい日も多く、雪解けも例年より少し早かったようです。
そんな春の足音のような雪解け水が流れる川の瀬音を表現された作品です。
色々な種類の縞や無地を縦に並べて織られるのは、糸の染めからして大変な作業となります。
樋口さんのお家芸ともいえる技法です。だからこそこの模様の変化をお楽しみいただけます。
今年は湯揉み絹縮と麻の小千谷縮の「瀬音」が入荷いたしました。
素材による表情の違いをお楽しみください。
【樋口隆司】
1948年 新潟県小千谷に生まれる
1989年 「世界の麻」展
1990年 第 37 回 日本伝統工芸展入選
その後も各賞を受賞
1991年 松屋銀座にて個展
その後も全国各地で個展を開催する
2004年 日本工芸会正会員認定
2005年 新潟県中越地震復興祈念個展
「星に願いを」織展
2006年 第 1 回新潟県伝統工芸展優秀賞
2016年 「小千谷縮・軌跡」展
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