茜染白山紬名古屋帯
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茜染白山紬名古屋帯

しっかりと織り込まれた白山紬に、年数を経て茜の色が馴染み、こっくりとした深い味わいとなった茜染の名古屋帯です。 茜染は、古くから紫根染と共に多くの根強いファンを魅了してきました。
草木染の作品にも同じ事が言えますが、たくさんの工程と技術を要するため、時代によって化学染料や他の天然染料を取り入れた物も多く、最近では昔ながらの深みと透明感のある美しい茜色に出合う事も少なくなっているように思われます。
本当に古くから愛されてきた色で、高い身分の方の江戸時代の衣装などにも多く使われ、また庶民の身近な身の回りの小物などにもその色を見る事ができますが、100年以上経ても美しい色は本当に変わらず、他の天然染料に比べて比較的変色が少ないのではないかと思われます。
こちらの名古屋帯も20〜30年前の作品と思われますが、未使用のまま良い状態で保存されていた様です。
夏を除いたシーズンにお使いいただけて、これからの季節には木綿のお着物などと合わされても素敵です。
未着用品。約3m60cm。

商品番号 o0524
茜染白山紬名古屋帯
販売価格 有難うございました

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