霞襷花鳥紋本瓜綴名古屋帯
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霞襷花鳥紋本瓜綴名古屋帯

こちらの帯の図案は、別でご紹介している洛風林製の白地の鹿文様と同じ様に、正倉院裂の文様から由来する物です。
オリジナルは臈纈(ろうけち)染ですが、霞の斜めの襷の中に燕の様な鳥がお行儀良く並んで配されたこの図案は近年にも好まれる様で、白生地の地紋や帯の図案として使われている物をたまに見かけます。 個人的にも好きな図案ですので目につくのかもしれません。
鳥を花で飾っている様でもあり、格調高さの中に可愛らしさもあってちょっと素敵です。
その意味でも、こちらの帯も白茶色の地に青鈍色の鳥が本瓜綴織によって織り込まれ、やや渋い感じもしますが、銀糸で花を織り込んだ事でぐっと華やかになっていると言えるでしょう。
肉厚なしっかりとした手織の綴の底光りする様な重みが伝わってくる、高級感のある素敵な一点です。
未着用品。
(長さ)約3m75cm×(太鼓巾)31cm。

商品番号 o0579
霞襷花鳥紋本瓜綴名古屋帯
販売価格 有難うございました

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