「埃及綴葡萄文」袋帯 龍村平蔵製
大きい写真を見る
 

「埃及綴葡萄文」袋帯 龍村平蔵製

古代エジプトのキリスト教に信仰心を持った人々はコプト人と呼ばれていました。 アラブ人支配下にあった時代には抑圧され、コプト織の柄の中にはキリストを魚の形で表したり、十字架を車輪の様な文様にしたりして織り込んだ物などがあります。
その古代コプト裂をもとにして、聖なる植物である葡萄文と花葉文を織り出した、素晴らしい綴織の袋帯です。
おそらく二代目龍村平蔵氏の時代の作と思われますが、近年にはこれほどの技術で織られる方も少なくなり、ほとんど作られていない様です。
色使いはとてもきれいで、地色はベージュですので、良い帯の特徴でもありますが、様々なお着物と相性良く合わせていただける事と思います。
お召になられた時に、花の輪郭のボルドー色がぐっと浮き出て適度なインパクトとして現れ、全体的にも高級感のあふれた雰囲気になります。
そしてどこか古代裂のテイスト、古代文化に基づく格調の様な物も感じられ、ただものではない素晴らしさがあります。
それでいて、綴織ですので活用もきいて本当におすすめの逸品です。
高島屋上品会扱。

商品番号 r0487
「埃及綴葡萄文」袋帯 龍村平蔵製
販売価格 有難うございました

line