「上代華文錦」 人間国宝 喜多川平朗作
大きい写真を見る
 

「上代華文錦」 喜多川平朗作

大正から昭和中期の長きに渡り、正倉院をはじめとする日本の古い染織品の研究をされ、「羅」と「有職文様」の復元によって重要無形文化財技術保持者となられた、喜多川平朗氏の作品です。
その研究、復元のお仕事の一つに「縹地唐花文錦」があります。
8世紀初頭に緯錦の技法が日本に伝わり、正倉院裂にも色とりどりの多彩な文様が見られる様になったとされています。
西陣の織物にはそういった伝統的技法を研究し、復元されている物が数多くあります。
当然の事ではありますが、その中でもやはり喜多川平朗氏の作品は群を抜いた完成度の高さがあり、ぐっと目を引かれます。
こちらの袋帯も、オフホワイトの地に多色使いで華文や鳥が織り出されていますが、文様にはボリューム感があり、織は凹凸感のない紹ハ織になっている事で、格調高い美しさを醸し出しています。
訪問着から附下、江戸小紋など、様々なフォーマルのお着物とすんなり溶け込んで、品の良い華やかさを演出してくれる事と思われます。
(長さ)約4m50cm×(太鼓巾)31cm。
1枚目の写真をクリックすると、大きい画像をご覧いただけます。

商品番号 r0661
「上代華文錦」 人間国宝 喜多川平朗作
販売価格 有難うございました

line