天蚕糸羅織夏名古屋帯 青園工房 吉池貢作
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天蚕糸羅織夏名古屋帯 青園工房 吉池貢作

今年はちょっと不思議な事に、本羅織の作家物の名古屋帯などが色々と入荷しています。
それぞれに個性があって見ていて楽しく思えますが、とりわけ少しユニークな作品をご紹介させていただきます。
こちらはまず使用された糸が天蚕糸で、その性質である独特の蛍光色的な黄緑色がとてもきれいです。
その天蚕糸だけでも希少性が高いのですが、それをこの織に合う状態に精練し、さらに羅織で織り上げたという、何拍子も揃って素晴らしいと言える米沢の吉池貢氏の作品です。
吉池貢氏は江戸後期から続く青園工房の11代目で、原始布やこちらの様な天然素材の糸を自ら探し求めて全国をまわられ、ご自身の企画デザインで染、織をされ、帯などを創作されたり、刺子の作品などを発表されたり、こだわりの作品を作っていらっしゃいます。
このお色は藍系の上布や夏塩沢などともよく合います。 天蚕糸ならではの品の良い光沢があり、程よいしなやかさと張りもあり、やわらかい染の小紋、江戸小紋などともお合わせいただけます。
お写真ではわかりづらいかもしれませんが、横一文字の変り織が部分的に入っています。
大変珍しいおすすめの逸品です。
未着用品。
(長さ)約3m84cm×(太鼓巾)31.6cm。

商品番号 r0753
天蚕糸羅織夏名古屋帯 青園工房 吉池貢作
販売価格 有難うございました

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