「板引き杢」名古屋帯 日本工芸会正会員 藍田正雄作
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商品番号 r1190
「板引き杢」名古屋帯
日本工芸会正会員 藍田正雄作

販売価格 有難うございました

長さ 3 m 75 cm
太鼓巾 31.2 cm
前巾 16 cm
 

「板引き杢」名古屋帯
日本工芸会正会員 藍田正雄作

美しい水面のようでもあり、または果てしないコスモの世界のようでもある、藍田正雄氏作の「板引き杢」染めの名古屋帯の作品が入荷しましたのでご紹介させていただきます。
個人的にも大好きな作品ですが、この季節に丁度良い、桜を連想するような綺麗な色使いです。
藍田正雄さんは幼い頃より、日本工芸会正会員であったお父様の藍田春吉さんの指導を受けられる環境で学ばれ、さらに昭和30年頃には勉強のため外に修業に出られましたが、17歳の時にはすでに一人前の職人さんとして認められたという人並み外れた素晴らしい才能の持ち主です。
その後も長い年月をかけて江戸小紋の研究を続けられ、江戸時代から続く型染という伝統的な世界に独自の芸術性を加味したオリジナリティあふれるたくさんの作品を発表され、伝統工芸染織展でも数々の賞を受けられて、平成11年には群馬県指定重要無形文化財保持者になられています。
日本の染織文化の中でも「江戸小紋」は他の染織品とは少し違った、特殊な存在と言えるかもしれません。
古い歴史を持ちながら、どこか近代的で都会的な雰囲気があり、武家出身のものでありながらも江戸時代には一般庶民に爆発的な人気を誇り、近代ではその格調の高さやお洒落さ、そして着用範囲の広さからお着物を着る方にも支持されています。
そんな江戸小紋の中でも独特の個性を持つ藍田正雄氏の作品には熱烈なファンが多くいらっしゃいます。
ひと目みてそれとわかる色使いや文様、特に暈しを使われた作品は引き込まれる様な魅力があります。
こちらは、ずっと見ていても飽きる事のない、「板引き杢」の素敵な名古屋帯です。
未着用品。
今回はもう一点、柳の地紋の染に琴柱散しの図の訪問着のお着物も入荷ます。
珊瑚色は「#f5b1aa WEB色見本 和色大辞典」を、
千歳茶色は「#494a41 WEB色見本 和色大辞典」をご参照下さい。

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