「蛍」天蚕糸入草木染紬着物 日本工芸会正会員 山岸幸一作
大きい写真を見る

商品番号 r1296
「蛍」天蚕糸入草木染紬着物
日本工芸会正会員 山岸幸一作

販売価格 有難うございました

身丈 169 cm
裄丈 69 cm
袖丈 49 cm
 

「蛍」天蚕糸入草木染紬着物
日本工芸会正会員 山岸幸一作

大変久しぶりのご紹介となります、日本工芸会正会員 山岸幸一氏作の草木染手織りの素晴らしいお着物と帯です。
毎回その美しい作品に出合うたびに新鮮な驚きを覚えますが、それは決して手を抜く事なく手間と時間を惜しまず普遍的で伝統的な草木染の技法を駆使しながらも常に新しい事にもチャレンジされていらっしゃるからかでしょうか。
センダン草・栗殻・桜桃樹皮・臭木・石榴など証紙に書ききれないほどの数の草木の染料を使われています。
満足できる色に発色するまで何年もかけてその草木の染料で染め重ね、色を育て、糸を慈しみ、完成した糸のみを使って作品を織られるそうですが、それを聞くだけでも作品に注がれる情熱と愛情を感じられます。
そして一本一本時間をかけて染められ、完成された糸が、並んだり交差したりするからこそ醸し出す色の味わいは決して他では見る事ができません。
こういった一見シンプルに見える縞や格子のお着物にしても、あまりにもたくさんの色を使われているのでホームページでの説明に困ってしまうくらいなのですが、実際にご覧いただきますとその一つ一つの糸の色の美しさに感動される事と思います。
渋い色使いのグラデーションの縞に入れられた天蚕の糸が際立つ白になって輝き、それだけで全体がぐっとセンスアップされて明るい印象になっています。
こうした作者が計算された色のマジックはいつ見ても嬉しくなってしまいます。
また山岸氏作品は着心地の良さでも定評がありますが、本当に着くずれせず身につけていると気持ちが良いです。
いつまでも長く大切に手元で愛おしんでいただけて、着るたびに満足感があり、上質な光沢に心も弾む、そんな素晴らしい逸品です。
海松茶色(みるちゃいろ)は「#807566 WEB色見本 原色大辞典」を、
岩井茶色は「#626652 WEB色見本 原色大辞典」をご参照下さい。

line
「蛍」天蚕糸入草木染紬着物 日本工芸会正会員 山岸幸一作   「蛍」天蚕糸入草木染紬着物 日本工芸会正会員 山岸幸一作   「蛍」天蚕糸入草木染紬着物 日本工芸会正会員 山岸幸一作  

「蛍」天蚕糸入草木染紬着物 日本工芸会正会員 山岸幸一作   「蛍」天蚕糸入草木染紬着物 日本工芸会正会員 山岸幸一作