「本藍染縞紬」着物
人間国宝 佐々木苑子作

商品番号 r1829 - 102459
リサイクル品
販売価格 有難うございました

身丈 160 cm 前巾 24.6 cm
裄丈 68 cm 後巾 28.4 cm
袖丈 47.5 cm

商品説明
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【商品説明】
今年は思ったほどの残暑もなく、段々と過ごしやすい気温になってまいりました。
秋はもうすぐそこまでといった季節に、少し工芸的な作家物などのお着物を何点か順番にご紹介させていただきたいと思います。
こちらは透明感のある藍色の濃淡の糸が織りなす、揺れるような細い縞がとても美しく輝いて、心に響く存在となって目の前にあるような佐々木苑子さんのお着物です。
佐々木さんは20代の初めに織物の道へ進んで本格的に取り組まれるようになると、自分が満足できるものをつくるためには分業ではなくすべて自分でやらなくてはならないのだと認識されたそうです。
静岡で3年間織りの基礎を学ばれ、その後弓ヶ浜絣の産地・米子で絵絣の技法を習得されました。
強い意志を持って独学でご自分の世界を広げて完成され、2005年には志村ふくみさんに次いで二人目の重要無形文化財「紬織」の保持者に認定されました。
その作品は決して強烈ではなく、ご自身のリズムや感性で自然の景色や風物を取り込んでいき、織りでそれを表現される自然体の方なのだと思います。
まさに洗練の中にも風や光を有するといった言葉がぴったりとあてはまるようです。
是非この美しい藍の織物をご覧いただき、ご実感ください。

【佐々木苑子】
1939年 東京生まれ
1963年 桑沢デザイン研究所を卒業  織物の道を志す
1965年 静岡の手織り紬工房で平織り・縞・格子の技術を学ぶ
      鳥取の米子で絵絣の技法を習得
      島根県広瀬絣の縦絣を学ぶ
1969年 自宅に工房を開く
1972年 日本伝統工芸展・初入選
1975年 日本伝統工芸展で日本工芸会総裁賞を受賞
      その後三越や銀座和光で個展を開く
      各賞を受賞
2005年(平成17年) 重要無形文化財「紬織」の保持者に認定。