「板引き杢」江戸小紋名古屋帯
日本工芸会正会員 藍田正雄作

商品番号 r1969 - 115510
リサイクル品
販売価格 有難うございました

長さ 3 m 78 cm
太鼓巾 31.4 cm
前巾 cm

商品説明
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【商品説明】
杢目のような水面のような、幻想的にさえ見える美しい模様の江戸小紋の九寸名古屋帯の作品です。
「板引き杢」と名付けられたこの模様は、型紙で一寸に21本という細かい縦縞を置く毛万筋を付け、部分的に生地を引っ張ってずらし、その上に同じ縞を重ね、その微妙な縞のずれがモアレを生んで、そこにあたかも杢目のような流麗な模様を表す技法だそうです。
涼風に揺れる二枚の簾が重なると非常に美しいモアレが生じる事からヒントを得て、藍田さんが創案された模様です。
藍田正雄さんは幼い頃より、日本工芸会正会員であったお父様の藍田春吉さんの指導を受けられる環境で学ばれ、昭和30年頃には勉強のため外に修業に出られましたが、17歳の時にはすでに一人前の職人さんとして認められたという、人並み外れた素晴らしい才能の持ち主です。
その後も長い年月をかけて江戸小紋の研究を続けられ、江戸時代から続く型染という伝統的な世界に独自の芸術性を加味したオリジナリティあふれるたくさんの作品を発表さました。
伝統工芸染織展でも数々の賞を受けられて、平成11年には群馬県指定重要無形文化財保持者となりました。
型紙を使って模様を染める技法は「型染」と呼ばれ、古くから確立されていましたが、武家の好むものとして江戸時代には広い範囲で行われ、「定め小紋」と呼ばれる精緻な模様も作り出されていました。
その後姿を変え、町人の間でも人気を呼び、いろいろな模様が染められるようになりました。
大正時代には江戸小紋と呼ばれるようになり、連綿と現代にも受け継がれ愛され続けている事は素晴らしいと思います。
伝統的な型染という技法を用いながら、不思議な世界観のある藍田さんのオリジナリティあふれる作品ですが、帯として実際にお召しいただきますときっと目を引く素敵な模様だといえるのではないでしょうか。
地紋の無地から飛び小紋、またお召織や無地感覚の紬のお着物まで、幅広く合わせて個性的な装いをお楽しみいただける事と思います。
モノトーンの色使いでありながら、華やかな広がりを感じられるおすすめの一点です。

手先から69cmの箇所から、45cmほど共布で切り替えのあるお仕立てとなっておりますが、ご着用には支障ありません。

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